解説|トランプ流地政学で変わりはじめる世界地図〜資源と技術の争奪戦〜

新年早々の電光石火。トランプがベネズエラを制圧し世界が震撼。日中レアアース戦争からフィジカルAI革命まで、激動の2026年を決定づける地政学と投資の潮流とは。
猫組長 2026.01.09
読者限定

NEKO TIMESは、短期目線に振り回される投資家を救済することを目的に、マクロかつ中長期の視点からビジネス・経済や為替・株式市場の話題を取り上げます。投資家に限らずビジネスパーソンの方も数多くご登録いただき、およそ23,000人の読者が購読するニュースレターメディアとして、成長を続けています。

サポートメンバー(有料会員)向け配信では、個別銘柄の値動きの解説も行い「売買の意思決定に直接関わる情報」を読者限定で配信しています。日曜日に配信する【猫組長|今週の相場見通し】では為替動向にも触れます。水曜日に配信する中沢氏が分析する日米株式情報も見逃せません。一部配信を有料読者に限定し、個別銘柄を解説しています。そして、有料版読者の皆様には特典として猫組長と直接交流できるオンラインライブイベントへご招待しています。

***

NEKO ADVISORIES 岩倉です。2026年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年の干支は丙午(ひのえうま)です。SBI会長・北尾氏は「万物が光り輝く」時期を表し、大きな飛躍が期待できる年と言い表します。ただし、陽の極まりは陰の始まりでもあり、成功と転落が隣り合わせの、まさに運命の分かれ道となる1年といえるでしょう。(SBI

その兆候は年明けと同時に現れました。就任直後のトランプ大統領が、いきなり大胆な行動に出たのです。1月3日、米軍がベネズエラでマドゥーロ大統領夫妻を電撃的に拘束し、本国へ連行しました。トランプ氏は会見で「もはや西半球でアメリカの力が疑われることはない」と力強く宣言し、事実上の占領統治方針を打ち出しています。国務長官のルビオ氏は、石油産業の立て直しや海上警備の継続といった具体策を示しましたが、専門家からは「長期の混乱の始まりに過ぎない」との厳しい見方も出ています。

その一方で、技術革新の舞台CES 2026では、NVIDIAが最新のAIチップ量産体制を発表するなど、未来への期待が膨らんでいます。(日経クロステック)地政学的な重苦しさと、テクノロジーへの熱狂的な期待。まさに現実の厳しさと未来への希望が同居する、複雑な時代の到来を感じさせます。

本日のニュースレターでは、高まる地政学リスクと技術革新が要請する資源戦争に焦点をあてていきます。

<本日のトピック>
・米中間選挙への焦りが生む積極外交
・トランプが描く石油帝国と対中戦略
・日中レアアース戦争と海底資源への賭け
・フィジカルAIがつくる新市場

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5745文字あります。
  • 米中間選挙への焦りが生む積極外交
  • トランプが描く石油帝国と対中戦略
  • 日中レアアース戦争と海底資源への賭け
  • フィジカルAIがつくる新市場

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
2026年相場展望|日本株編
サポートメンバー限定
相場見通し 2025年相場総括と年明けの相場展望
読者限定
解説|政策の綱引きが問う民間の真価
サポートメンバー限定
2025年の日本市場とマーケット重大ニュースを振り返ります
サポートメンバー限定
相場見通し|揺れるAI相場に反転示唆か
読者限定
解説|AI投資の表と裏:アマゾン撤退報道と投資ラッシュ
サポートメンバー限定
SBI新生銀行が上場|本日の振り返りと今後の展望を考察します
サポートメンバー限定
相場見通し|オラクルの下落がもたらす未来