解説|円の購買力急落と価値保存の多様化:金・ビットコインが映す投資環境変化
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。今週は高市総理の外交が目立った1週間でした。
13日には自身の出身地である奈良県で韓国の李在明大統領と首脳会談を行い、「本年のシャトル外交の最初の機会」として日韓関係のさらなる発展を確認しました。(日経)本日16日にはイタリアのメローニ首相と会談し、重要鉱物のサプライチェーン構築や宇宙分野での協力に合意。両国関係を「特別な戦略的パートナーシップ」に格上げするなど、対外的な動きが活発化しています。(日経)
こうして世界に目を向ける時に気になることの一つが為替です。日頃、ニュースではドル円の動きが中心に報じられていますが、実はドル自体も状況が変わっているといえるのではないでしょうか。私自身、そんなことを感じたのが、先月のストックホルムへの訪問でした。
深夜の空港で水を購入しようとしたところ、57クローナという価格表示に驚きました。円に換算すると1000円ほどになります。一般的なスーパーでも15-20クローナ(250-300円)という状況で、日本では想像できない価格水準でした。この体験を機に改めてビッグマック指数を調べてみると、興味深い現実が見えてきます。2025年のデータを確認すると、ノルウェーは6.67ドル(対米15.28%高)という世界最高水準にある一方、日本は3.11ドル(対米46.29%安)という大幅に低い位置にあります。
これは単純な物価差を超えて、通貨の真の実力、つまり購買力の格差を浮き彫りにしています。本日のニュースレターでは、ドル円だけでは見えてこない通貨価値の実態、貴金属市場の変化、そしてインフレ時代における新しい価値保存について考察していきます。
<本日のトピック>
・購買力右肩下がり、ドル円160円へ
・ゴールド買い占めで上昇の一途、S&P500も負ける
・米政府によるビットコイン爆買い計画
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- 購買力右肩下がり、ドル円160円へ
- ゴールド買い占めで上昇の一途、S&P500も負ける
- 米政府によるビットコイン爆買い計画
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