解説|20年の成功神話が崩れる日 - AI革新が変える企業ソフトウェアの未来
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。再びソフトウェア業界に劇震が走りました。今回はプロフェッショナルサービス業界にも飛び火しています。米セールスフォース、オラクル、アドビといったソフトウェア大手から、日本の野村総合研究所、富士通、NECまで、IT関連企業の株価が一斉に大幅下落したのです。中には2桁の下落率を記録した銘柄もあり、投資家の困惑ぶりが伝わってきます。(フォーブス)2025年から下落を続けているソフトウェア企業の株価に更なる大打撃を加えたのです。
While Nasdaq index up +20.2%, some SaaS stocks saw brutal drawdown.
Below are the largest SaaS drops of 2025 and the specific issues the market punished. 👇
$RPD −61% in 2025
Rapid7’s decline reflects execution fatigue. Management
この株価急落のきっかけとなったのは、Anthropic(アンソロピック)が同日発表した新しいAIエージェント技術でした。法務分析、マーケティング、カスタマーサービスといった業務を自動化する可能性が示されたことで、「これまでのソフトウェアビジネスが根本から変わる」という不安が市場を駆け巡ったのです。(ブルームバーグ)
今、市場では「SaaSの死」という衝撃的な議論が活発になっています。インターネット経由で業務ソフトウェアを提供するSaaS(サース)企業が長年築いてきたビジネスの仕組みが、AI技術の急速な発達によって通用しなくなるのではないか。そんな根本的な疑問が投げかけられています。
この変化は単なる技術の進歩にとどまりません。ソフトウェアを「使う人」が人間からAIに変わることで、業界全体のお金の流れや価値の作り方が大きく変わろうとしているのです。本日のニュースレターでは、SaaSの変遷たどり、AI時代の大きな変化について捉えていきましょう。
<本日のトピック>
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SaaSに「死」の宣告 - 20年の成功神話が崩れる理由
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企業が直面するSaaS運用の深刻な課題
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AI革新により変わる収益モデル
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コンテキストが決める真の価値 - なぜ人間はまだ必要なのか
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- SaaSに「死」の宣告 - 20年の成功神話が崩れる理由
- 企業が直面するSaaS運用の深刻な課題
- AI革新により変わる収益モデル
- コンテキストが決める真の価値 - なぜ人間はまだ必要なのか
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