解説|宇宙に巨大マネー、宇宙ビジネスの主戦場はどこに
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。今日は、ちょっと特別な一日です。
宇宙開発企業のスペースXが、本日ナスダック市場に上場します。調達額は750億ドル、日本円で約12兆円。これまでの上場記録を大きく上回る規模で、世界中の投資家が注目しています。(ロイター)

通常、新規上場では何週間もかけて投資家の関心を探りながら値段を決めていきます。ところが今回は、その手順を飛ばして、上場の1週間前にはすでに価格が決まっていました。さらに、市場が開いている最中にIPOの価格を発表するという、今までにないやり方が取られています。
時を同じくして、日本でも大きな動きがあります。来週6月15日から16日にかけて開かれる日銀の会合で、政策金利が0.75%から1.0%へ引き上げられる見通しです。長く続いた低い金利の時代が、ひとつの節目を迎えようとしています。(ロイター)
そのほかにも、気になる動きが続いています。トランプ大統領がイランへの攻撃を取りやめると表明したことで、6月11日のアメリカの株式市場は大きく値上がりしました。半導体関連の株価指数は7.9%も上昇し、去年4月以来の大きな伸びとなっています。一方で、5月のアメリカの卸売物価は3年半ぶりの大きな伸びを記録し、物価上昇の重さが改めて意識されています。(ロイター)
宇宙という新しい分野に、過去最大級のお金が流れ込む。そして、お金の値段である金利も、大きく変わろうとしている。今週のニュースレターでは、この二つの出来事を軸に、世界のお金がどこに向かっているのかを一緒に見ていきたいと思います。
<本日のトピック>
宇宙はもう『特別な産業』ではない
宇宙を巡る、もう一つの同盟戦略
宇宙マネーの行き先
