コロナワクチン3回目の接種か?
ーオミクロン株に警戒する世界

世界保健機関(WHO)は、非常にリスクの高い新型コロナ変異株をオミクロンと命名したと発表しました。製薬会社各社はワクチンの開発・生産を進めています。驚異の変異株は株式市場にも大きく影響を与えています。今後もその動向に目が離せません。
NEKO TIMES 2021.12.03
読者限定

みなさんこんばんは、猫組長です。

師走の街は明るい灯りに照らされて行き交う人も皆楽しそうです。株式市場ではオミクロン株の情報に一喜一憂し、悲観と楽観が交錯する展開が続いています。それでもクリスマスはやってきます。来年こそコロナ禍に終止符を打ちたいものですね。

***

こんにちは、NEKO PARTNERS岩倉です。毎週金曜のニュースレターではビジネスや経済のトレンドについて解説していきます。

コロナの影響を受けた消費に関連して人手不足や物流について取り上げる予定を変更して、変異株への対応を取り上げます。

<本日のトピック(★は読者限定)>
・オミクロン株とは?
・株式市場への影響(★)
・製薬会社の対応(★)

記事の最後には猫組長による編集後記があります。今回も最後までお読みください!

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オミクロン株とは?

3日夕方時点のNHKの報道によると、世界36の国と地域で感染が報告されています。ECDC(ヨーロッパ疾病予防管理センター)はEU域内の感染者には重症や死亡の報告はなく、把握している範囲で全員が軽症か無症状だと明らかにしています。また、11月に感染が確認されたアフリカ南部ボツワナでも感染者は無症状・軽症との発表を行っていた。

一方で、ロイターの報道によると、南アフリカの感染者が多いエリアでは2歳未満の子どもの入院患者数が多く、オミクロン株は乳幼児に高いリスクをもたらすのではないかとの懸念が生じている。WHO(世界保健機関)は詳細は分からないが、早晩多くの情報が得られる見通しであるとの見解を示している。

オミクロン株の特徴や世界各国における症例は国立感染症研究所の発表が詳しいので、参考にしていただきたい。

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続きは、2713文字あります。
  • 株式市場への影響
  • 製薬会社の対応

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