解説|日本株続伸するも、日本経済は内需の弱さ続く

日本の実質GDPは2四半期連続で内需の弱さが目立つ結果となりました。個人消費を支えるために必要な賃金上昇にはまだ暗雲が立ち込めているといえます。また名目GDPでドイツに逆転と言う報道もありました。ドイツに実力で負けているのでしょうか。
NEKO TIMES 2024.02.16
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日のNEKO TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。

内閣府は15日に昨年10-12月期の実質国内総生産(GDP)の速報値を発表しました。前年比0.4%減隣、2四半期連続のマイナス成長となりました。輸出を中心に外需は伸びていますが、個人消費の低迷が続いています。

また、国際通貨基金(IMF)は公表されたGDP速報値をふまえた日本経済の見通しを発表し、年間成長率を1.9%で据え置きました。IMF責任者は「23年下期は弱い国内消費と投資により軟調な結果となったが、年間の成長率は純輸出の好調で引き続き堅調だ」と言います。また、IMFは日本銀行に対して、現行の量的かつ質的に金融緩和を目指す政策を終わらせて、短期政策金利の段階的引き上げ検討すべきと提唱しています。(ロイター

日経平均はバブル後の最高値に迫ろうとしています。しかしながら、足元の経済指標をみると手放しに喜べる状態ではありません。本日は、日本経済にまつわる指標を改めて確認していきます。

<本日のトピック>
・内需の弱さと横ばいの賃金
・ドイツに逆転される日本経済?
・タワマンは売れ、在庫が積み上がる

【お知らせ】次回2月26日(金)は筆者がシンガポールに滞在中のため内容を変えて配信いたします。現地写真などを交えて同国や東南アジアの経済をテーマに取り上げる予定です。予めご了承ください。

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続きは、3300文字あります。
  • 内需の弱さと横ばいの賃金
  • ドイツに逆転される日本経済?
  • タワマンは売れるも、在庫が積み上がる

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