今週の相場見通し-FOMCへの警戒感からリスクオフへ
米CPIが40年ぶりとなる大幅な上昇率を記録しインフレピークアウト説を打ち砕きました。ミシガン大学消費者センチメントも過去最低を記録、米国のリセッションは確実なものとなるでしょう。
NEKO TIMES
2022.06.12
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ニューヨーク市場
6日:新型コロナウイルス感染拡大に伴う規制が緩和され、中国経済への警戒感が薄れたことや堅調な欧州市場に好感、米主要株価指数は反発して寄り付きました。アマゾン:AMZNが株式分割で大きく上昇して相場を押し上げ、ダウ平均株価は一時300ドルを超え上昇する場面も見られました。しかし、WTI原油価格が120ドル近くに上昇、米10年債利回りが3.03%に達すると再びインフレ懸念が再燃し売り優勢となりました。ダウ平均株価終値は△14.50の32,914.20ドル
7日:ドイツの4月工場受注が前月比-2.7%と大きく低下したことで欧州株式市場が下落、ターゲット:TGTが業績見通しを引き下げたこともあり、ダウ平均株価は一時270ドルほど下げ幅を広げました。しかし、10年債利回りが2.96%付近で落ち着き、インフレへの懸念も若干後退したことで買い戻しの展開となりました。ダウ平均株価終値は△264.36の33,180.14ドル