今週の相場見通し-不安定な欧米市場、堅調な東京市場

労働市場の堅調さがFRBによる金融引き締め加速を意識させる米国に対し金融緩和を継続する日本、金融政策の違いが大きく影響する相場展開となりそうです。
猫組長 2022.06.05
サポートメンバー限定

ニューヨーク市場

30日:戦没者追悼記念日のため休場

31日:ロシア産原油の禁輸で合意したEUは5月CPI(消費者物価指数)が前年比+8.1%と市場予想を上回りインフレ懸念が再燃しました。WTI原油先物価格は119ドル台まで上昇、前週にダウ平均株価が1950ドル上昇していたニューヨーク市場は、利益確定とインフレ警戒の売りに押される展開となりました。ダウ平均株価の下げ幅は一時460ドルを超える場面もありましたが下値は限定的でした。ダウ平均株価終値は▼222.64の32,990.12ドル

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、4495文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
株式VS債券 分散投資の価値とは
サポートメンバー限定
6月29日開催ZOOMミーティングアーカイブス
サポートメンバー限定
相場見通し|高値更新後の展望
読者限定
解説|株価上昇で沸く日米市場ー停戦・関税・FRBの複雑な構図
サポートメンバー限定
強含む半導体|選ぶべき銘柄とそのアップサイド
サポートメンバー限定
相場見通し|米国参戦でリスクオフからスタートか
読者限定
解説|友好か、敵対か、米中思惑が交差する
サポートメンバー限定
過去の地政学リスク上昇時における株式市場の動きをまとめます