企業統治は社長のガバナンス強化から?ー不祥事から株価20倍に

「かっぱ寿司」の社長逮捕、船橋屋社長による事故など企業トップが関与する問題が立て続けに起こっています。また、大手企業では従業員による着服や情報漏洩なども発生しており、企業統治や内部統制の重要性が高まっています。これらは、株価にも影響を与えます。
NEKO TIMES 2022.09.30
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。今週、国内外の多くの人が安倍元首相の国葬に参列し、弔意を表しました。(参考:国葬の賛否について/BBC)1週間前、エリザベス女王の葬儀が執り行われたイギリスでは、経済の混乱が続いています。就任したばかりのトラス首相が所属する保守党の支持率が急落しています。(ロイター

さて、毎週金曜日の猫組長TIMESでは世界情勢に関連する話題のニュースを取り上げながら経済・ビジネスのトレンドを中心に解説しています。直近は世界情勢をトピックにしておりましたが、この1週間で企業トップの失態に関するニュースが立て続けにありましたので、今週は「企業」に焦点をあててみようと思います。(参考:「かっぱ寿司」社長を逮捕 営業秘密持ち出し疑い/日経

<本日のトピック>

・トップの失態と世間とのズレ

・企業統治(コーポレート・ガバナンス)と内部統制?

・ピンチはチャンスに、株価をあげるトップの品格

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続きは、2474文字あります。
  • トップの失態と世間とのズレ
  • 企業統治(コーポレート・ガバナンス)と内部統制
  • ピンチはチャンスに、株価をあげるトップの品格

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