解説|AIチップ戦争ークラウドからエッジへ

米半導体大手エヌビディアは時価総額1兆ドルを超えてGAFAと同じ「兆ドルクラブ」に名前を連ねました。AI関連の半導体はこれからどうなっていくのでしょうか。先進技術のトレンドから考えます。
猫組長 2023.06.02
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日の猫組長TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。

先週から引き続き話題は米大手半導体エヌビディアで持ちきりといえましょう。30日には初めて時価総額1兆ドルを超え、大手テック企業GAFAMなどと肩を並べます。(テスラとメタの時価総額はおよそ7000億ドルで1兆ドルを下回っています。)

エヌビディアはAIブームの波に乗り、今年に入ってからその株価は170%以上伸長しています。決算発表の度に10%以上の上昇を見せており、市場の熱狂ぶりが伺えます。また、テック企業各社も昨年末にかけてのダウントレンドから復活をしており、アップル・アマゾン・マイクロソフト・メタ・テスラの株価は年初来25%以上上昇しています。AIが牽引する市場はこれからどう動いていくのでしょうか。

<本日のトピック>
・AIブームのゆくえ
・AIチップ開発競争勃発
・クラウドからエッジへーAIチップの大量ニーズ
・あらためて考える「ムーアの法則」

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続きは、4357文字あります。
  • AIブームのゆくえ
  • チップ開発競争勃発
  • クラウドからエッジへーAIチップの大量ニーズ
  • あらためて考える「ムーアの法則」

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