日経平均の絶対防衛ラインと忍び寄る逆イールド

ウクライナ情勢の悪化から資源高を誘発し、株式市場は大きな下落を余儀なくされております。事態が刻一刻と変化する中、下落はどこまで続くのか考えられるシナリオを基に考察していきたいと思います。
NEKO TIMES 2022.03.09
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日経平均の絶対防衛ラインと忍び寄る逆イールド】

をお伝えしていきたいと思います。

また、記事の最後には猫組長による編集後記があります。今回も最後までお読みください!

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日経平均 6ヶ月 日足チャート

引用:SBI証券

引用:SBI証券

3月9日の日経平均株価は4営業日続落の前日比73円安の2万4717円で取引を終えました。1日の値動きを振り返ると、朝方は昨日までの3営業日で1800円近い下げとなった反動から、ショートカバーが全体相場を押し上げました。それに加え米株価指数先物高も支えとなり上げ幅を広げ、前場後半には2万5084円(前日比293円高)まで上昇する場面もありました。しかし、ウクライナ情勢に対する警戒感は根強く、買い一巡後は先物売りを交えて下げに転じ、後場終盤には2万4681円まで値を下げました。売買代金は3兆2731億円と25000円前後での下値での買い圧力は見られるものの、ウクライナ情勢は明日明後日に解決される問題ではなく、上値を買う動きや要素は見られません。引き続き不安定な状況は継続されるますが、下落の止まらない株式市場はどこまで続落していくのか、様々なデータや要素をもとに考察していきたいと思います。

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続きは、5333文字あります。
  • ◆幾度となくサポートラインとなってきた50日移動平均で下落は止まるのか
  • ◆最重要な日経平均24448円という節目
  • ◆忍び寄る逆イールドの恐怖
  • ◆逆イールドのアノマリー

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