戦争と株式市場-今週の相場見通し
開戦リスクで売られ開戦で買われる、という教科書どおりの株式市場でした。しかし、コロナ禍の異常な金融緩和で進んだ株高とインフレ教科書にはありません。
NEKO TIMES
2022.02.27
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みなさんこんばんは、猫組長です。
ロシアがウクライナへ侵攻したことで世界は大きく揺れています。グローバルな金融システムは効率的な市場を完成させましたが、戦争によってその弊害も顕著となりました。各国で進む制裁措置はそれを科した国へ反動が返ってくるというものです。ロシアから攻撃されるウクライナに対し他国が軍事的支援ができないのも、ロシアが核保有国であることもですが、互いに経済的な依存が強いという側面もあります。
さて先週のマーケットですが、戦争が起きる可能性が高まったことで売られ、戦争が起こったことで買い戻しが進むという教科書どおりの展開となりました。それでは先週のマーケットを振り返りつつ今週の相場を考えてみましょう。