解説|バフェットも投資する5大商社の特徴とはー三井物産がトップに

バフェットの投資により注目される商社株。1社1社見ていくと、事業ポートフォリオ、強みを持つ事業領域が異なることがわかります。
NEKO TIMES 2024.06.28
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日のNEKO TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説しておりますが、本日は普段と視点を変えて「業界(セクター)」に注目をしながら筆を進めていきます。

ウォーレン・バフェット氏が率いるアメリカの投資会社バークシャー・ハサウェイは、三菱商事や三井物産など日本の5大商社株を買い増したことを明らかにしました。これにより各社が保有する自社株を除くと5社の保有比率は平均で8.5%を超えました。

同氏は2020年から5大商社の株式を各5%以上取得し、22年秋口には6%まで保有比率を高めるています。さらに2023年4月の来日時には7.4%まで買い増していました。今回の発表では最終的に「5社それぞれの株式を9.9%まで保有することを望んでいる」としています。

この間、商社株は東証株価指数(TOPIX)を上回る投資成果をもたらしています。この結果、商社株はこれまで割安銘柄の代表格として株価純資産倍率(PBR)1倍程度を推移してきましたが、株価の急伸により1.3倍付近で推移し15年ぶりの高水準となっています。

セクターとしての商社をみると、上り調子のように見えます。しかしながら、三井物産が24年ぶりに三菱を上回る利益で商社トップとなり、各社で状況が異なるようにもみえます。本日はそれぞれの特徴や強みにフォーカスしながら、業界の理解を進めていくことにしましょう。

<本日のトピック>
・1兆円を超える利益を維持、トップの三井
・組織力で勝負、三菱のネットワークとシナジー
・伊藤忠は「非資源」で独自路線へ

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続きは、2733文字あります。
  • 1兆円を超える利益を維持、トップの三井
  • 組織力で勝負、三菱のネットワークとシナジー
  • 伊藤忠は「非資源」で独自路線へ

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