解説|処理水放出と輸入停止の影響ー揺れる日本企業
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東日本大震災に関連して発生した福島第一原発での事故発生からおよそ12年が経過しました。事故発生以来、安心と安全な生活を守るための廃炉の取り組みが進められおり、この程、懸案であった「処理水」の処分の対応を開始しました。
廃炉までは30年から40年かかると言われており、道半ばではありますが、施設周辺に積み重なっていく処理水のタンクに対処できることは大きな一歩であることに間違いありません。

東京電力ホールディングス ホームページより
一方で、「処理水」の安全性(の正確性)をめぐり国内外に波紋も広がっています。例えば、中国政府は日本の水産物の輸入を全面停止すると発表しました。さらに国内においては中国からの迷惑電話の影響を受けている地域もあります。
本日は福島第一原発における処理水の放出をうけた国際情勢・水産業を中心とした1次産業について考えていきましょう。
<本日のトピック>
・福島第一原発"廃炉"に向けた取り組み
・処理水は安全なのか?
・疑問視する近隣諸国
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- 福島第一原発"廃炉"に向けた取り組み
- 処理水は安全なのか?
- 疑問視する近隣諸国
- 揺れる日本の水産業、日本企業
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