解説|内需で沈み輸出で凌ぐ、中国経済の生存戦略

内需不振にあえぐ中国が頼るのは輸出。だが米欧の壁は厚く、迂回ルート探しが続く。自動車の苦戦と半導体の躍進、日本企業への影響を整理する。
FI 2026.08.14
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さて、今週、中国で一つの時代の終わりを告げるようなニュースが流れました。かつて首相として国の経済運営を担った朱鎔基氏が、97歳で亡くなったのです。1990年代後半、赤字続きの国有企業に大なたを振るい、金融や行政の仕組みも作り直した人物です。強引とも言えるやり方から厳しい評判もありましたが、私腹を肥やさない実直さで多くの国民から信頼を集めていました。中国が世界貿易機関に加わり、輸出立国としての道を歩み始めたのも、この人物が舵を取っていた時期です。(時事通信

そのニュースと重なるように、中国経済は今、難しい局面に置かれています。米国との関税をめぐるやり取りは緩んでは締まるを繰り返し、アメリカへの輸出は勢いを落としています。その裏側では、貿易の枠組みそのものが姿を変えつつあります。

改革を主導した指導者の名が歴史に刻まれる一方、この国の経済は次にどう動くのでしょう。今週のニュースレターでは、中国経済に焦点を当てます。足元の状況、主要産業の実力、世界各国との関係、そして日本企業とのかかわりという四つの視点から、その姿を追っていきます。

<本日のトピック>

  • 内需の失速が映す中国経済の実像

  • 値下げ地獄の自動車、躍進する半導体

  • 押し出される中国、抜け道を探る動き

  • 冷える日中関係、稼ぐ日本企業

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  • 内需の失速が映す中国経済の実像

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