解説|AI投資、まだ止まらない

好決算に沸くGAFAM、モデルの外側へ広がる投資、迫る中国、そしてくすぶり始めた規制と金融のリスク。それでもAI投資は止まるところを知らない。
FI 2026.08.08
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。AI関連企業の決算発表が続いています。

米国株式市場で、アマゾン・ドット・コムの時価総額が初めて3兆ドル(約470兆円)を上回りました。エヌビディア、アルファベット、マイクロソフト、アップルに続き、3兆ドルの大台に乗った5社目の企業です。少し前まで軟調だった株価が一転しての快挙で、市場では驚きの声も上がっています。(ロイター

同じ時期に決算を発表したGAFAM各社も、軒並み好調な業績を示しました。ただし株価の反応は一様ではなく、企業によって明暗が分かれています。AIへの巨額投資が、本当に利益として回収できているのか、市場の見方は割れているようです。(野村證券

日本でも動きは活発です。上場企業の4〜6月期決算は、AI・半導体需要の強さと円安を追い風に、大幅な増益が目立ちました。古河電気工業は、AI関連の需要拡大を見込んで大型の設備投資に踏み切っています。(ロイター

アジアでは、台湾や韓国の存在感も増しています。台湾では、新興国株指数の中で時価総額最大となったTSMCが「AIブームの中心」とされる一方、株価は直近6週間で1割超下落する場面もありました。鴻海精密工業も、AIサーバー向けの需要を追い風に、業績を大きく伸ばしています。(ロイター

韓国では、AI向け半導体で世界をリードするサムスン電子やSKハイニックスの株価が急伸した一方、ここ数週間で急落する場面もありました。AI関連銘柄への資金集中が、市場の大きな変動を招いています。(ロイター

投資マネーは米国だけでなく、日本やアジア各地にも広がりを見せています。今週のニュースレターではAI投資の実像を掘り下げていきます。

<本日のトピック>

  • GAFAM決算、明暗を分けた「回収力」

  • AI投資、モデルの外側へ

  • 中国AI、規模と実力で猛追

  • 規制と金融、忍び寄るリスク

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