解説|AI投資、まだ止まらない
NEKO TIMESは、短期目線に振り回される投資家を救済することを目的に、マクロかつ中長期の視点からビジネス・経済や為替・株式市場の話題を取り上げます。投資家に限らずビジネスパーソンの方も数多くご登録いただき、およそ23,000人の読者が購読するニュースレターメディアとして、成長を続けています。
サポートメンバー(有料会員)向け配信では、個別銘柄の値動きの解説も行い「売買の意思決定に直接関わる情報」を読者限定で配信しています。日曜日に配信する【猫組長|今週の相場見通し】では為替動向にも触れます。水曜日に配信する中沢氏が分析する日米株式情報も見逃せません。一部配信を有料読者に限定し、個別銘柄を解説しています。そして、有料版読者の皆様には特典として猫組長と直接交流できるオンラインライブイベントへご招待しています。
NEKO ADVISORIES 岩倉です。AI関連企業の決算発表が続いています。
米国株式市場で、アマゾン・ドット・コムの時価総額が初めて3兆ドル(約470兆円)を上回りました。エヌビディア、アルファベット、マイクロソフト、アップルに続き、3兆ドルの大台に乗った5社目の企業です。少し前まで軟調だった株価が一転しての快挙で、市場では驚きの声も上がっています。(ロイター)
同じ時期に決算を発表したGAFAM各社も、軒並み好調な業績を示しました。ただし株価の反応は一様ではなく、企業によって明暗が分かれています。AIへの巨額投資が、本当に利益として回収できているのか、市場の見方は割れているようです。(野村證券)
日本でも動きは活発です。上場企業の4〜6月期決算は、AI・半導体需要の強さと円安を追い風に、大幅な増益が目立ちました。古河電気工業は、AI関連の需要拡大を見込んで大型の設備投資に踏み切っています。(ロイター)
アジアでは、台湾や韓国の存在感も増しています。台湾では、新興国株指数の中で時価総額最大となったTSMCが「AIブームの中心」とされる一方、株価は直近6週間で1割超下落する場面もありました。鴻海精密工業も、AIサーバー向けの需要を追い風に、業績を大きく伸ばしています。(ロイター)
韓国では、AI向け半導体で世界をリードするサムスン電子やSKハイニックスの株価が急伸した一方、ここ数週間で急落する場面もありました。AI関連銘柄への資金集中が、市場の大きな変動を招いています。(ロイター)
投資マネーは米国だけでなく、日本やアジア各地にも広がりを見せています。今週のニュースレターではAI投資の実像を掘り下げていきます。
<本日のトピック>
GAFAM決算、明暗を分けた「回収力」
AI投資、モデルの外側へ
中国AI、規模と実力で猛追
規制と金融、忍び寄るリスク

