動き出した地方銀行株はバリュー株の投資先になりうるか

年始早々、ボラティリティの大きい不安定な相場が続いております。2022年は相場の転換期になる可能性もあり、これまで成功していた投資方法や見方は通用せず、新たな視点を取り入れて銘柄を物色する必要が出てくると思われます。相場の見通しを解説しつつ、注目セクターについて考察していきたいと思います。
NEKO TIMES 2022.01.12
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第20回の配信では

動き出した地方銀行株はバリュー株の投資先になりうるか

をお伝えしていきたいと思います。

また、記事の最後には猫組長による編集後記があります。今回も最後までお読みください!

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先週のマーケットはFRBが5日に発表したFOMC議事要旨が予想以上にタカ派的な内容であったことを受け、早期のバランスシート圧縮・利上げ観測から大きく値を下げる展開となりました。特に、米国10年国債利回りも一時1.8%を突破したことで、これまで市場を牽引してきたハイテク株や高PER企業が軒並み下落し、投資家心理も不安定なものになっております。先週の記事でお伝えしたように、米国を中心として金融緩和の終焉を迎えていく中で、コロナウイルスの感染拡大が作り出した金融相場から業績相場への転換の可能性を考える必要があります。

その投資先の1つとして地方銀行株に注目しております。年始から動き始めた地方銀行株はバリュー株投資先になりうるのか考察していきたいと思います。

以下、

ここ数年見ていない銘柄、昨年まではパッとしなかった銘柄が動き始めている!

◆本格的に銀行株にスポットライトが浴びるでは

◆メガバンクではなく地方銀行に注目する理由

◆注目している地方銀行銘柄

を考察した内容となっております。猫組長TIMESを購読の上お読み頂ければ幸いです。

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続きは、3407文字あります。
  • ◆ここ数年見ていない銘柄、昨年まではパッとしなかった銘柄が上昇してきている!
  • ◆本格的に地方銀行株にスポットライトが浴びるでは
  • ◆注目している地方銀行銘柄
  • ①筑波銀行 (8338)
  • ②栃木銀行 (8550)
  • ③千葉興業銀行 (8338)

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