解説|アジアと日本、経済成長に向けた協調とは

アジア圏の経済成長を中国・インド・米国も関連する経済の枠組みなどから考えます。シンガポール滞在で感じたこととは。
NEKO TIMES 2024.02.23
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日のNEKO TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。

岸田首相は22日の会見で日経平均株価が史上最高値を更新したことを受けて「日本経済が動き出している」と力強く語りました。また、「デフレ脱却」に向けた勝負の年になると岸田首相は続けます。消費者物価・国内総生産(GDP)・需給ギャップなど、さまざまな経済指標をもとに判断が行われていきます。

さて、これらの数字がよくなるためには、個人消費を増得ることや輸出が増得ることが含まれています。特に、輸出を考えるならば、人口ボーナス期にあるアジア諸国との関係性はますます重要になってくると言ます。国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しによると、アジア新興国・途上国の経済成長予測を4.8%としました。世界経済全体の予測は3.1%であり、アジアは世界経済の成長を成長を牽引する存在です。

さて、本日は筆者が現在シンガポールに滞在していることをふまえ、アジア経済について現地で見聞きした情報もニュースレターで伝えていきます。

<本日のトピック>
・世界経済の成長を牽引する「アジア」
・アジアとのパートナーシップ
・産官学連携によるスタートアップエコシステムの形成

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続きは、3292文字あります。
  • 世界経済の成長を牽引する「アジア」
  • アジア圏のパートナーシップ
  • 産官学連携によるスタートアップエコシステムの形成

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