解説|日本も資源国に、レアアース供給網再編へ
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。今週、高市総理は華々しく外交デビューを飾りました。マレーシアで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議、、日米首脳会談、韓国で開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会合に臨みました。(自民党)
日米首脳会談では、トランプ氏が「日本のために私ができることがあれば、私たちは必ず応える」「われわれは最強レベルの同盟国だ」と述べたのに対し、高市総理は「日米同盟の新たな黄金時代を共に作り上げたい」と応じました。
また、高市総理はトランプ氏のノーベル平和賞への推薦を伝え、トランプ氏は「JAPAN IS BACK」と金色の文字で記されたゴルフ帽に署名して贈呈。両者の個人的な信頼関係を内外にアピールすることになりました。(BBC)
この1週間はまさに高市総理が就任直後の会見で語った「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」「初日から全速力、トップスピードで」を感じる1週間でした。(BBC)
ところで、日米首脳会談では経済安全保障分野での日米協力を更に強化していくことを確認し、重要鉱物・レアアース分野での協力に関する文書に署名しました。(首相官邸)本日のニュースレターでは、この合意の背景にあるレアアースを取り巻く国際情勢から、日本での取り組み、そして今後の展望を解説していきます。
<本日のトピック>
・世界のレアアース、中国に大依存
・米国による脱中国依存包囲網
・日本、レアアース埋蔵量は世界3位規模