サンタクロース不在のクリスマス相場-日経平均株価は27500円の攻防

オミクロン株は瞬く間に世界43の国と地域へ拡がり、感染力の高さを証明して見せました。株式市場はワクチン有効性や重症化割合など、オミクロン株についての情報に右往左往する展開が続いています。
NEKO TIMES 2021.12.05
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みなさんこんばんは、猫組長です。

12月相場に入ったものの、株式市場はオミクロン株に翻弄される毎日です。リスク要因はオミクロン株だけではありません。インフレの長期化が懸念される米国では金融政策の見直しに迫られ、テーパリング早期終了と利上げ加速が現実味を帯びてきました。ロシアによるウクライナ侵攻、中国の台湾侵攻の可能性など、地政学的リスクも高まっています。国内に目を向けると、新型コロナ新規感染者は低下傾向で落ち着いていますが、時期尚早な増税を匂わせる岸田政権に懸念を感じます。それでは、先週のマーケットを振り返りつつ今週の相場を考えてみましょう。

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