解説|AIが変える「買い方」- Open AIがDev Dayで発表
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。AI関連の動きが止まりません。9月22日、エヌビディアがOpenAIに最大1000億ドル(約14兆8000億円)の投資を発表し、10ギガワット規模のデータセンター整備に向けた戦略提携で合意しました。(ブルームバーグ)さらに10月6日には、AMDもOpenAIと6ギガワット規模のGPU導入契約を締結。株価は24%急騰し、時価総額は一日で9兆5300億円も拡大しました。バブルとも揶揄されながらも、市場の熱狂は続いています。
その一方で、地政学的な緊張も高まっています。英紙フィナンシャル・タイムズによれば、中国は半導体輸入制限の執行を強化し、バイトダンスやアリババといった大手企業にエヌビディア製品の発注停止を指示。税関での検査も厳格化されています。(ロイター)半導体をめぐる競争は、もはや技術革新だけの話ではなく、国家間の覇権争いの様相を呈しているのです。
ところで、こうした巨額投資や地政学的な動きは、結局のところ私たちの生活にどんな影響をもたらすのでしょうか。多くの方が実感しているのは、ChatGPTで文章を作成したり、画像生成AIでビジュアルを作ったりする程度の変化かもしれません。その一方で「AIに仕事を奪われるのではないか」という漠然とした不安も広がっています。この実感と不安の間には、大きな乖離があるように思います。
いまAIは実際に何ができるのか。私たちの生活にどのような変化をもたらすのか。本日のニュースレターでは、新たな段階に入った生成AIの進化について解説していきます。
<本日のトピック>
・ ChatGPTで予約も買い物も完結する時代へ
・AIエージェントが変える「仕事の進め方」
・声で相談できる─購買体験の革命
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- ChatGPTで予約も買い物も完結する時代へ
- AIエージェントが変える「仕事の進め方」
- 声で相談できる─購買体験の革命
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