米決算から見る業種別の見通し
みなさんこんにちは、猫組長です。
爽やかな秋晴れの26日、眞子さんがご結婚されました。これで皇籍を離れ一般人として生活して行くことになります。秋篠宮邸を出発する眞子さんを佳子さまがハグするシーンを見ると、やはり今時の若い姉妹なのだなと感じました。
第八回の配信では
【米国決算発表から見る業種別の見通し】
をお伝えしていきたいと思います。
米国では日本に先んじて2021年7月~9月の決算発表がスタートしました。ここで米国企業の決算発表を振り返り、10月下旬以降に決算発表が本格化する日本企業の決算を考察していきたいと思います。
米国では10月2週目頃の金融株の決算発表からスタートしました。
↓ゴールドマンサックスG6ヶ月日足チャート

SBI証券
大手金融株の決算発表は、多くの企業が市場予想を上回る結果となりました。個別銘柄では、投資銀行業務の好調さを背景に増収増益となったゴールドマン・サックスが4%上昇し、10月15日の米国相場にて、1銘柄でダウ平均を100ドル近く押し上げました。前日発表のバンク・オブ・アメリカ等も含め、金融の好決算が目立っており、金融の決算内容をかわきりに投資家の米景気認識が好転したように思います。また、決算発表以後も米長期金利が上昇を追い風に金融セクターには継続して資金が流入しております。
◆先陣をきる米国金融セクターの意義
日本に先駆けて始まる米国決算発表で最初に出てくるのが金融セクターです。金融株を保有していない人や、米国株へ投資していない方にとってはあまり関心のない決算発表となっているかと思います。しかし、米国→日本と決算発表が本格化していく中で、決算の全体的な良し悪しや、その後の株価の変動を読み解く鍵になります。
・金融株と景気敏感株の決算内容は相関性が高い
今回のように金融セクターが好調な決算を発表した場合、景気敏感株の決算内容が良いことが多いです。景気敏感株とは主に自動車等メーカー企業、鉄鋼、紙パルプ、化学、精密機器等の景気動向によって株価が変動しやすい株のことを言いますが、この辺りの業種をお持ちの方は、金融株の決算状況を確認することで、決算発表というイベントが上がるか、下がるか50%のギャンブルから少し精度を高めることができるのです。
以下、
①22日、米スナップ決算が引き起こした広告関連企業の大幅下落
②米国半導体決算から見る日本国内の半導体企業の見通し
③約30%の決算発表を終えてみて
について分析、考察した内容となっております。
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- ◆22日にスナップ(SNAP)決算が与えた影響
- ●広告関連企業の下落は続くのか
- ◆台湾半導体大手TSMの決算から見る半導体市況
- ◆約3割の米国決算を終えてみて
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