解説|至らぬ者・石破総裁の誕生-ご祝儀なき相場に不安も
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自民党総裁選が本日9月27日に投開票され、石破茂元幹事長が新たな党首に選出されました。10月1日に召集される臨時国会で、第102代首相に指名される見込みです。
今回の総裁選は9名の候補者が乱立し異例の選挙戦となりました。特に注目を集めたのは、選挙直前までの党内有力者の動向でした。麻生太郎副総裁が、当初支持を表明していた河野太郎デジタル相から高市早苗経済安全保障担当相への支持変更を決断し、26日に岸田文雄首相(当時の党総裁)らに伝えたことが明らかになりました。(産経)
総裁選では、1回目の投票で石破氏は2位でしたが、決選投票で高市氏を逆転し、勝利を収めました。この結果は、党内の力学や各候補の戦略が複雑に絡み合った結果と言えるでしょう。
石破新総裁は就任記者会見で、経済政策に関する方針を明確に示しました。「新しい資本主義にさらに加速度をつけてまいりたい」と述べ、物価上昇を上回る賃金上昇の実現に意欲を示しました。また、岸田政権が掲げていた「成長と分配の好循環」という経済財政運営の基本方針を継承する意向も明らかにしました。
この総裁選の結果は、今後の日本の政治経済に大きな影響を与えることが予想されます。石破新総裁の下で、自民党がどのような具体的政策を打ち出し、国政運営を行っていくのか、国民の関心が高まっています。本日のニュースレターでは、この新総裁誕生の詳細と、それに伴う日本経済の見通しについて詳しく解説してまいります。
<本日のトピック>
・石破首相誕生の背景 - 党内力学の検証
・ご祝儀なき相場、経済には暗雲立ち込める
・シン自民党、主要人事で変革を伝えられるか
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- 石破首相誕生の背景 - 党内力学の検証
- ご祝儀なき相場、経済には暗雲立ち込める
- シン自民党、主要人事で変革を伝えられるか
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