解説|自民総裁選、党内力学を読む
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日のNEKO TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。
今週、日本の政界は大きな転換期を迎えています。自民党総裁選の火蓋が切られ、同時に他の政党でも重要な動きが見られます。この政治の季節、不安と期待が入り混じる中、変化の兆しが随所に現れています。
自民党総裁選は12日に告示され、過去最多となる9人が立候補しました。岸田文雄総理大臣の後任を決めるこの選挙は、事実上次の日本の首相を選ぶものであり、国の針路を左右する極めて重要なイベントです。政治とカネの問題を受けた党改革のあり方や、経済・財政政策などが主な争点となっています。
なお、先日配信したニュースレターでは自民党総裁選の仕組みを解説しています。
自民党総裁選にばかり注目が集まりますが、立憲民主党でも党首選に向けた選挙戦が始まっています。自民党総裁選後には解散総選挙が行われると考えられており、選挙戦では党首候補による討論から政権を担う能力も試されることでしょう。野党第一党の行方にも注目が集まっています。(NHK)
さらに、公明党の山口那津男代表が8期15年の在任に幕を下ろします。野党時代を含め4人の自民党総裁と対峙した山口氏は「次世代にバトン」を託します。公明党代表は石井啓一幹事長となる見通しです。(NHK)
さて、本日のニュースレターでは、自民党総裁選の見通しを中心に解説します。誰が自民党総裁、新しい日本の総理になるのでしょうか。そして、各政党が新しく生まれ変わらんとする中で、今後の日本政治はどうなるのでしょうか。
<本日のトピック>
・石破、小泉、高市を軸に展開する総裁選―決選投票へのシナリオ
・麻生氏の二枚舌戦略と党内求心力の維持
・有力候補3名と総裁選の争点
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- 党員・党友票が決選投票の行方を左右する異例の総裁選
- 麻生氏の二枚舌戦略と党内求心力の維持
- 有力候補3名と多岐にわたる争点
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