解説|負債規模リーマン級の中国恒大集団が米破産申請ー株価暴落はいつくるのか?
猫組長TIMESは、短期目線に振り回される投資家を救済することを目的に、マクロかつ中長期の視点からビジネス・経済や為替・株式市場の話題を取り上げます。投資家に限らずビジネスパーソンの方も数多くご登録いただき、およそ19,000人が購読するニュースレターメディアとして、成長を続けています。
サポートメンバー(有料会員)向けでは、個別銘柄の値動きの解説も行い「売買の意思決定に直接関わる情報」を読者限定で配信しています。日曜日に配信する【猫組長|今週の相場見通し】では為替動向にも触れます。水曜日に配信する中沢氏が分析する日米株式情報も見逃せません。一部配信を有料読者に限定し、個別銘柄を解説しています。そして、有料版読者の皆様には特典として猫組長と直接交流できるオンラインライブイベントへご招待しています。
こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日の猫組長TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。
中国不動産大手、中国恒大集団(エバーグランデ)は17日に米国にて連邦破産法15条の適用を申請しました。これは外国企業の資産保全を目的とする手続きとなり、国際的な債務再編交渉に備えた動きと見られています。
中国不動産市況は習近平国家主席が率いる中国政府がすすめる規制強化により音を立てて崩れていきました。不動産市場の裾野は広く、中国経済に大きな影を落としています。また、同国経済は米国に次ぐ世界第2位の規模を誇り、中国の動向は世界経済をも動かしていきます。
本日のニュースレターでは中国恒大集団の経営悪化までの流れを振り返りながら、中国経済への影響、世界経済への影響について考えていきます。
<本日のトピック>
・恒大集団、負債はリーマン級
・不動産は中国経済の大動脈
・「チャイナショック」が世界経済を左右する