ストックオプションの保有はございませんか?株式報酬税率最大55%に。

国税庁は29日、信託型と呼ばれるストックオプション(株式購入権)について、給与としての税務処理が必要だとの見解を示しました。上場企業だけでなく、スタートアップ界隈も含めて大きな影響を持つニュースです。本日は、ストックオプションや、国税庁の見解についてまとめていきたいと思います。
NEKO TIMES 2023.05.31
読者限定

猫組長TIMESでは、短期目線に振り回される投資家を救済することを目的に、マクロかつ中長期の視点からビジネス・経済や為替・株式市場の話題を取り上げております。投資家に限らずビジネスパーソンの方も数多くご登録いただき、おかげさまで読者様も16,000人を超えました。引き続き、有益な情報提供ができるよう、精一杯取り組んで参ります。

有料版ニュースレターでは、下記の猫組長による相場見通しや、水曜日隔週の個別銘柄の値動きの解説を通じて「売買の意思決定に直接関わる情報」を読者限定で配信しています。また、有料版読者の皆様は猫組長と直接交流できるオンラインライブイベントにも参加できます。ぜひご登録ください。

また、NEKO ADVISORIESでは私が主席分析を務めクローズドサイトとして1年間の運営と検証をしてきたNEKO ADVISORIESを一般開放し新規会員の募集を行っております。徹底したファンダメンタル分析+AIによるスクリーニングで上昇期待の高い日本株推奨銘柄を常時20-30銘柄、週次で2-3つ新規銘柄を配信しております。そして銘柄の配信に加えて、猫組長と週に1度直接交流できるオンラインライブを開催しております。皆様の投資スタイルに合わせて各種サービスをご選択ください。

以下、

◇株式報酬は「給与」扱い 税率は最大55%へ

◇企業側の認識と国税庁との認識のずれ

◇このニュースが与える大きな影響とは

◇今更聞けない?ストックオプションとは

◇信託型を採用する主な上場企業と、株価の行方

を解説した内容となっております。ぜひ猫組長TIMESをご登録の上、お読みください。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5574文字あります。
  • ◇株式報酬は「給与」扱い 税率最大55%
  • ◇企業側の認識と国税庁との認識のずれ
  • ◇手取りの減少以外にも大きな弊害が
  • ◇スタートアップ育成方針と相反するアナウンス
  • ◇今更聞けない?ストックオプションとは
  • ◇信託型を採用する主な上場企業と、株価の行方

すでに登録された方はこちら

読者限定
解説|米大統領選の劇的展開:ハリス新候補の登場
サポートメンバー限定
イーロンマスクとトランプ-テスラの今後やいかに
サポートメンバー限定
今週の相場見通し-半導体の下落は続くのか
読者限定
解説|イーロン・マスクが後押しするトランプ流の"新秩序"
サポートメンバー限定
トランプ関連銘柄について取り上げます。
誰でも
相場見通し-週末の下落は売りか押し目か
読者限定
解説|漂流するフランス政治:極右の失速と改革の停滞
読者限定
成長投資枠の買い付けランキングトップ10銘柄を独自採点します。