解説|好調トヨタとテスラの試練ーEV車販売不振

燃料高を背景にハイブリット車(HV)の販売が好調です。一方で電気自動車(EV)は価格の高止まり、充電設備の不足によって消費者に避けられており販売不振に苦しんでいます。テスラやトヨタをとりあげながらEVを取り巻く環境について深掘りします。
NEKO TIMES 2023.12.01
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日のNEKO TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。

今週は自動車業界を代表する2社がそれぞれ新型車の発表を行う印象的な週になりました。イーロン・マスクが率いるテスラ社は4年ぶりとなる新型車「サイバートラック」の出荷開始を発表しました。2019年にコンセプトを発表後、度重なる生産延期もありました。電気自動車(EV)の盛り上がりのきっかけになるのでしょうか。

また、トヨタ自動車は「ランドクルーザー70」の発売を発表しました。同シリーズは1982年に発表されてから40年以上にわたり4WD市場を牽引しており、今回は8年ぶりの展開になります。また、同社の「レクサス」は北米で人気も出てきているようです。

ガソリン車・ハイブリット車(HV)を主軸にするトヨタと電気自動車(EV)を据えて新しい価値を打ち出すテスラはまさに対極にいるといえます。

各メーカーが発表する世界自動車販売台数によると、国内自動車メーカーは前年同月比を上回る結果を出しています。(参考:自動車販売台数速報)特に欧米での販売が堅調です。ただ、その内訳をみると電気自動車(EV)よりもハイブリット車(HV)の販売が伸びているといいます。EVとHVの戦いはまだまだ決着がついていないようです。

本日のニュースレターでは、テスラやトヨタなどの自動車メーカの動向、各国・地域の政策面の動向をふまえながらEVの世界を深掘りしていきます。電気化の波は必ずやってくるはずです。その時勝つのはどの企業なのでしょうか。

<本日のトピック>
・テスラへの苦難ー売れないEV車
・欧州は充電網拡大急ぐ
・EV時代に向けたトヨタの舵取り

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続きは、3935文字あります。
  • テスラへの試練ー売れないEV車
  • 欧州メーカー充電網拡大急ぐ
  • EV時代に向けたトヨタの舵取り

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