食糧・エネルギー争奪戦ー着々準備する中国

ウクライナ侵攻により顕在化した食糧危機やエネルギー危機への対応が急務になっています。いずれも単独の問題ではなく、複雑に絡み合っています。日々のニュースをふまえて、どのように関連しているのか一緒に見ていきましょう。
猫組長 2022.04.09
読者限定

こんにちは、NEKO PARTNERS岩倉です。毎週金曜のニュースレターではビジネスや経済のトレンドについて解説しています。本日はウクライナ情勢にもふれながら、「資源」に目を向けて世界経済の動きをみていきましょう。

ご存知のように、ロシアは広大な土地を背景にその地下資源をもとに第二次世界大戦以降大国として歩みを続けていました。ロシアでは石油・石炭・天然ガスなどの燃料性の資源、パラジウムやニッケルなどのレアメタルと幅広い資源を有しています。また、肥沃な土地は食糧の供給地でもあります。特に小麦は世界第1位の輸出国です。なお、ウクライナは第5位です。以上のことからウクライナ侵攻は資源と食糧の安全保障を考えさせるきっかけにもなりました。

<本日のトピック>
・SDGsとエネルギー資源
・食糧が招くリスク
・日本への影響

[お知らせ] 猫組長TIMESでは注目銘柄や相場の見通しに関するニュースレターを有料購読者に限定して配信しています。会員種別ごとに閲覧可能なコンテンツはアバウトページにてご確認ください。

次回有料会員向け配信は日曜日で、猫組長による「相場の見通し」となります。ニューヨーク市場と東京市場のそれぞれの動きと、月曜日からのマーケットの動きを解説します。もちろん、この配信にも猫組長によるコラムもあります。先週は「多様性」に関する猫組長のエピソードです。まだ購読していない方は下記登録ボタンよりお申し込みください。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4238文字あります。
  • SDGsとエネルギー資源
  • 食糧が招くリスク
  • 日本への影響

すでに登録された方はこちら

読者限定
巨大ハイテク株が下落する中、逆行高するグーグル|上昇の背景とは
サポートメンバー限定
相場見通し|エヌビディアの下落が調整を生み出す
サポートメンバー限定
解説|秩序ある決別か―高市政権が描く新たな対外関係
サポートメンバー限定
NVIDIA決算、市場予想は56%増収|AI相場の大きな分岐点
サポートメンバー限定
相場見通し|エヌビディア決算で占うAI相場
読者限定
解説|世紀の大誤算?楽観的な投資家たち
サポートメンバー限定
ソフトバンクGが9000億円で「エヌビディア全株売却」エヌビディア神話...
サポートメンバー限定
今週の相場見通し|主要企業の決算は非常に好調も売られる株式