金融引き締め警戒感で過敏になったニューヨーク市場-グロース株には厳しい展開か

金融正常化へ舵を切った2022年のマーケットは、FRBによるテーパリング加速に警戒感を高めています。ハト派だったFRB理事も、高水準のインフレ懸念からタカ派に転向するなど3月利上げが現実味を帯びてきました。
NEKO TIMES 2022.01.16
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みなさんこんばんは、猫組長です。

金融引き締めには慎重なハト派で知られるブレイナード理事が、バイデン大統領からFRB副議長に指名されました。13日の米上院委員会の公聴会に出席したブレイナード理事は、「高水準のインフレを非常に懸念している」と語り、3月利上げへを示唆するなどタカ派への転向を感じさせました。ブレイナード理事が14日にFRB副議長へ就任すれば、金融引き締めの加速が進みそうです。それでは先週のマーケットを振り返りつつ、今週の相場を考えてみましょう。

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