世界各国と異なる道を歩む日本。緩和継続は買い場となるのか。

6月17日、日銀の金融政策決定会合が行われ、大規模金融緩和の継続がアナウンスされました。日本は世界の金融政策と逆行することとなり、円安の進行が止まりません。株式市場は今後どのような動きが予想されるのかを解説していきたいと思います。
猫組長 2022.06.22
読者限定

こんにちは、NEKO ADVISORIESの中沢です。本日のニュースレターでは日本、米国のマーケット展望ともに「世界各国と異なる道を歩む日本。緩和継続は買い場となるのか。」について解説していきたいと思います。

先週の株式市場は、米国のインフレ増大、FRBが0.75%の利上げ決定、スイスの15年ぶりの利上げなどダウンサイドのニュースが相次ぎ、大きな下落となりました。引き続き、各国中央銀行が金融引き締めを加速し、リスク資産から資本の逃避が進んでいくものと思われます。猫組長が毎週日曜日に配信する「今週の相場見通し」では、日米指数の振り返りとともに1週間の動向を解説しておりますので、ぜひご確認ください。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4945文字あります。
  • ◇日本銀行政策決定会合の振り返り
  • ◇緩和継続は買い場となるのか。
  • ◇上値を追えない要因
  • ◇日本市場の買い場の目安は

すでに登録された方はこちら

読者限定
解説|世紀の大誤算?楽観的な投資家たち
サポートメンバー限定
ソフトバンクGが9000億円で「エヌビディア全株売却」エヌビディア神話...
サポートメンバー限定
今週の相場見通し|主要企業の決算は非常に好調も売られる株式
読者限定
解説|AI企業のまがりかど―3兆ドル投資ラッシュと収益化の現実
サポートメンバー限定
今週気になった記事について触れていきます
サポートメンバー限定
相場見通し|主要企業の決算が年末の方向を決める
読者限定
解説|日本も資源国に、レアアース供給網再編へ
サポートメンバー限定
現在のマーケットの不安要素に対する考えと今後の展望を考察します