解説|人工知能への熱狂ーChatGPTとは何か?

人類はまたもや人工知能の力を見せつけられています。期待が裏切られることも多かった人口知能技術、今回は大丈夫なのでしょうか。いま世界が狂喜するChatGPTとは何か解説します。
NEKO TIMES 2023.02.10
読者限定

猫組長TIMESは、短期目線に振り回される投資家を救済することを目的に、マクロかつ中長期の視点からビジネス・経済や為替・株式市場の話題を取り上げます。投資家に限らずビジネスパーソンの方も数多くご登録いただき、15,000人を超えるニュースレターメディアとして、成長を続けています。

有料版ニュースレターでは、個別銘柄の値動きの解説も行い「売買の意思決定に直接関わる情報」を読者限定で配信しています。日曜日に配信する【猫組長|今週の相場見通し】では為替動向にも触れます。水曜日に配信する中沢氏が分析する日米株式情報も見逃せません。一部配信を有料読者に限定し、個別銘柄を解説しています。そして、有料版読者の皆様には特典として猫組長と直接交流できるオンラインライブイベントへご招待しています。

***

こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日の猫組長TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドを解説します。本日のテーマは「ChatGPT」です。

IT調査会社大手ガートナーは「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2022年」において、注目すべきテーマの一つに「人工知能 (AI) 自動化の加速」をあげました。AIはいまや製品開発・問題解決・顧客サービスには欠かせない要素として活用の範囲を拡大し続けています。技術面においては、より高度で専門的な人工知能モデルの開発や自動化が進められています。

最先端の技術にアクセスできるきっかけが「ChatGPT」です。世界は米国大手IT企業・マイクロソフトも出資するOpenAI社が開発したこのChatGPTに熱狂しています。昨年11月に発表されて以来、6日で100万人が利用し、いまでは月間アクティブユーザーは1億人にのぼると言います。(ロイター

人工知能(AI)への期待は現れては消えていきまます。今回は何が違うのでしょうか。そして、この技術により私たちの生活はどう変わるのでしょうか。マイクロソフト、Google、そして中国企業の動きにも触れていきます。

<本日のトピック>
・ChatGPTとは何か
・ChatGPTはどのように役立つのか
・ChatGPTの限界はどこにあるのか
・マイクロソフトの一手とAIバブル

【お知らせ】猫組長TIMESでもスレッド機能の運用が始まりました。有料購読者の皆様とリアルタイムな情報・質問のやりとりすることができます。スレッド内では購読者の皆様同士でも交流していただくことができます。ぜひ、ご参加ください!

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3944文字あります。
  • ChatGPTとは何か
  • ChatGPTはどのように役立つのか
  • ChatGPTの限界はどこにあるのか
  • マイクロソフトの一手とAIバブル

すでに登録された方はこちら

読者限定
解説|エヌビディア躍進の陰で深まる経済停滞感
サポートメンバー限定
7兆ドルの待機資金は動くのか|高値奪還への大一番
サポートメンバー限定
相場見通し|今回はハードルの低いエヌビディア決算
読者限定
解説|備蓄米随意契約の真意 —小泉農相の米価抑制策と農協改革の行方
サポートメンバー限定
最新の投資トレンド”ABUSA”は長期戦略として正しいのか
サポートメンバー限定
相場見通し|米国債格下げの影響度は
読者限定
解説|トランプ流「経済外交」でハイテク株急伸ー中東歴訪で半導体とAIの...
読者限定
ニュースから昨今の金融市場を振り返る