3兆円1627億円赤字のソフトバンクG。会計上だけでは分からない同社の展望について解説します。
ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2022年4~6月期決算(国際会計基準)は、純損益が3兆1627億円の赤字となり、市場のメイントピックとなりました。会計上の額だけ聞くと想像を絶する内容ですが、同社の今後を見る上では会計上の数字だけでは判断することはできません。本日は、数字だけでは分からないSBGの決算について解説していきたいと思います。
NEKO TIMES
2022.08.10
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こんにちは、NEKO ADVISORIESの中沢です。本日のニュースレターでは日本、米国のマーケット展望ともに「3兆円赤字のソフトバンクG。会計上だけでは分からない同社の展望について解説します。」について解説していきたいと思います。
先週は、日米の決算が市場の最大関心ごととなっております。先週お伝えしたように一度、ここらで薄商いの夏枯れ相場の到来が予想されるマーケットではありますが、引き続き、先行きの見通しが難しい相場には変わりはありません。猫組長が毎週日曜日に配信する「今週の相場見通し」では、日米指数の振り返りとともに1週間の動向を解説しておりますので、ぜひご確認ください。
以下、
◇SBG、3兆1627億円の赤字。
◇孫さんはNAVとLTVを最大の指標としている
◇LTVの改善はむしろマイナスなのでは
◇息詰まる孫氏の買い一辺倒のスタイル
◇ビジョンファンド2号の雲行きが怪しい
◇SBG株の見通し
を考察した内容となっております。ぜひ猫組長TIMESをご購読の上、お読みください。
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続きは、7148文字あります。
- ◇SBG、3兆1627億円の赤字。
- ◇孫さんはNAVとLTVを最大の指標としている
- ◇LTVの改善はむしろマイナスなのでは
- ◇孫氏の買い一辺倒のスタイルは厳しいのでは
- ◇ビジョンファンド2号は更に時間かかるのでは
- ◇孫氏のSBGよりもバフェット氏のバークシャへ投資すべき
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