解説|株高の裏で倒産ラッシュ、見えない断層
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NEKO ADVISORIES 岩倉です。株価は上昇基調を続けています。
6月に史上最高値となる7万円を更新し、様々なイベントがありながら現在は6万9000円前後に位置しています。東証株価指数(TOPIX)も4000円を超える水準まで上がっています。AIや半導体関連の銘柄に買いが集まっているほか、年金基金が国内への投資を増やすのではないかという期待も、株価を押し上げる材料になっています。(ロイター)数字だけを見ると、日本経済はかなり調子が良さそうに見えます。
ただ、その裏側では気になる出来事も起きています。7月6日、クレジットカード決済を代行する全東信が大阪地裁に自己破産を申請しました。負債額は約1259億円にのぼり、今年最大の倒産となりました。(時事通信)この影響は決済会社だけにとどまりません。群馬県の東和銀行をはじめ複数の地方銀行が、貸したお金を回収できなくなっていることを相次いで公表しているのです。(時事通信)
株価は最高値を更新する一方で、企業の倒産は増え続けています。しかも、その倒産の余波が銀行にまで及んでいます。この噛み合わなさは、いったい何を意味するのでしょうか。今週のニュースレターでは、この株高と倒産増加のギャップに注目しながら、日本経済の今の姿と、この先の見通しを一緒に見ていきます。
<本日のトピック>
中小企業を襲う倒産ラッシュ
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実質賃金上昇も「余裕」を感じない
中小企業価格転嫁で持ちこたえるか
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