英国新時代につなぐ、女王からの重いバトン
ボリス・ジョンソン氏にかわって、同じく保守党のリズ・トラス氏が新首相となり、国政運営の任に就きました。2日前に首相任命を行なったばかりのエリザベス女王は、本日9月9日、滞在中のスコットランド・バルモラル城で息を引き取りました。女王から女性首相への"時代のバトン"が渡される形となりました。
NEKO TIMES
2022.09.09
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。普段は自宅から執筆をしていますが、本日は気分を変えて、長野県は蓼科のロッジからニュースレターをお届けしております。この1週間もさまざまなニュースが飛び込んできました。なんといっても、在位70年のエリザベス女王の死は、イギリスのみならず世界を悲しみにつつんだといえましょう。英首相官邸の"ネズミ捕獲長"はこうツイートしています。
何も起こらない数十年もあれば、数十年が起こる週もあります。|Chief Mouser to the Cabinet Office.
毎週金曜日はビジネスや経済を取りあげていますが、本日のニュースレターでは私たちが生まれた時から「英国女王」であったエリザベス2世のこれまでを振り返りながら、これからの英国について考えるきっかけにしたいと思います。
<本日のトピック>
・栄枯盛衰、在位歴代最長の女王
・新首相トラス氏、時代のバトンを受け取る
・英国経済の立て直しは人集めから