オミクロン脅威論からのリスク回避巻き戻しで200日移動平均線奪回となるか?

オミクロンの脅威論が若干後退したことでマーケットに安心感が拡がりました。先週一週間でダウ平均株価+1390ドル、日経平均株価+408円とリスク回避の巻き戻しが起きています。
猫組長 2021.12.12
読者限定

みなさんこんばんは、猫組長です。

オミクロンによる感染が急速に拡大していますが、初期段階の分析で「感染力は強いものの毒性は弱い」との見方から、マーケットではリスク回避の巻き返しが起こっています。オミクロンの悲観的観測がやや修正される中、 China Evergrande Group(中国恒大集団)がフィッチ・レーティングスにより長期外貨建て発行体格付けCからRD制限付きデフォルト=部分的デフォルト)と認定されました。 China Evergrande Groupのデフォルトの評価についてはまだ時間がかかるものと思われますが、資源や暗号資産のマーケットはいち早く反応しています。それでは、先週のマーケットサマリーを振り返りつつ今週の相場を考えてみましょう。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3800文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
解説|レーダー照射事件に見る日中対立の深層
サポートメンバー限定
なぜ個人投資家は日本のグロースへ投資するのか|投資先を変えるだけでリタ...
サポートメンバー限定
相場見通し|国内は利上げ、米国は利下げ。異なる金融政策が生み出す相場と...
読者限定
解説|AIバブルはどこへ向かうーソフトバンクは大幅下落
サポートメンバー限定
株高局面で起こりうる節税売り|個人投資家比率の高い銘柄に注意を
サポートメンバー限定
ZOOMミーティングアーカイブス
サポートメンバー限定
相場見通し|利下げ期待とグーグルが市場を支えた1週間
読者限定
解説|不動産高騰の真因を探る―外国人規制論と市場実態