NISA口座の銘柄選びとお勧めETF,個別銘柄

本日は、NISA口座を使用する上で、銘柄の選び方やお勧めの個別銘柄について記述しました。インターネット上では、画一的に使用方法がまとめられておりますが、金融資産や投資歴、求めるリターンによって銘柄選びは異なります。その辺りもまとめておりますので、ぜひご一読ください。
NEKO TIMES 2022.06.29
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こんにちは、NEKO ADVISORIESの中沢です。本日のニュースレターでは日本、米国のマーケット展望ともに「NISA口座の銘柄の選び方とお勧めETF,個別銘柄」について解説していきたいと思います。

先週のマーケットは、インフレと金融政策が焦点となる米国市場において、CPIや消費者信頼感指数、FOMC、あとはサプライズであったスイスの利上げなど、ネガティブイベントを結果はどうあれ通過したことへの安堵感、ショートカバー、下落幅の大きさから大きめのリバウンドを起こした1週間でした。7月1周目まで相場を大きく動かす要因が少ないため、凪の相場になると見ておりますが、引き続き、アップサイドが限定的なベア相場であることに注意が必要です。猫組長が毎週日曜日に配信する「今週の相場見通し」では、日米指数の振り返りとともに1週間の動向を解説しておりますので、ぜひご確認ください。

以下、

マーケットの見通し

NISA口座の考え方

◇NISA口座で買うべきお勧めETF

◇NISA口座で買うべきお勧め個別銘柄

を考察した記事となっております。猫組長TIMESを購読の上、お読みいただければ幸いです。

◇本日の東京市場

日経平均 6ヶ月 日足チャート

SB I証券

SB I証券

本日の日経平均株価は、26,804円、前日比 -244.87 (-0.91%)で取引を終えました。今月前半の下落は米国発の下落に連れ安したものであったことや、日本市場単体で見た場合には、市場を取り巻く環境は決してネガティブではないとの見解から、安値は買いとお伝えしてきました。現在の株価水準は、26000ー28000円レンジの中間値であり、価格別売買高で見ても、移動平均線いずれにおいても重たくなりやすい水準です。頭と尻尾はくれてやれと言う相場格言があるように、安値で買った銘柄は一度このあたりで売却するのが正攻法だと考えられます。

今週末から7月に入るところでありますが、過去の値動きとしては7月以降は、夏枯れ相場と言われ、秋頃まで弱い相場が続く傾向にあります。要因の1つとして挙げられるのが7月上旬のETFの決算です。分配金を支払うために換金売りをしなければならず、需給が緩みやすくマーケットを下押しする材料となってしまいます。今年の売り需要は日銀のETFの買い付け増加や、個人投資家の増加を受け、8000億円を超えて過去最大になるとの試算が出ており、下落に注意が必要です。

引き続き、楽観視できるマーケットではないからこそ、「機会損失を恐れず、高値を追わず、安値を買うこと」を意識していきましょう。

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続きは、5334文字あります。
  • ◇NISA口座とは
  • ◇NISAで持つべき推奨銘柄

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