解説|バフェット銘柄入れ替えと商社株の買い増し

日本市場は利益確定売り越しとなり大幅に下落しました。投資の神様、バフェット氏が注目した日本市場はどうなるのでしょうか。そして、この盛り上がりのままに投資をしていいのでしょうか。バフェット氏が代表のバークシャハサウェイの直近の売買から考えてみます。
NEKO TIMES 2023.06.23
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東京株式市場で日経平均株価は一時500円超の大幅な下落となりました。33年ぶりの高値水準が続いていた中で、上昇を牽引していた商社株などにおいて利益確定の売りが先行する形となりました。(ロイター

また、国外に目を向けると、英国中央銀行は市場予想を上回る0.5ポイントの金利を引き上げ、一段とインフレ対策を加速します。(ブルームバーグ)一方で、米国でも国債利回りが上昇しており、米連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は、年内にあと1回か2回の利上げが必要になる可能性があるとの考え示しています。金利差による通貨安は日本に空前の株高をもたらしていますが、インフレへの各国中銀の動きによって大きく変わることでしょう。

盛り上がる日本株をきっかけにこれから投資を始めようとする方もいらっしゃることでしょう。どのような業界をみて、何を買えば良いのか不安な方も多いのではないでしょうか。本日の記事では"投資の神様"ともいわれるウォーレン・バフェット氏、そして彼が代表を務める投資会社バークシャ・ハサウェイに注目して話を進めていきます。

<本日のトピック>
・バフェットが最も投資する銘柄とは
・捨てた銘柄、拾った銘柄
・バフェットも好む自社株買い

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続きは、3142文字あります。
  • バフェットが最も投資する銘柄とは
  • 捨てた銘柄、拾った銘柄
  • バフェットも好む自社株買い

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