解説|盛り上がる日本株の落とし穴ー新NISA、初心者でも負けないための3つの視点

日経平均はバブル後最高値を更新しています。来年には新NISAが始まろうとしている中、個人投資家はこの日本株の盛り上がりをどのように捉えるべきなのでしょうか。将来に向けた大切な資金をどう投資に振り向けるべきなのか。将来のことは、過去、歴史がヒントをくれます。
NEKO TIMES 2023.06.16
サポートメンバー限定

猫組長TIMESは、短期目線に振り回される投資家を救済することを目的に、マクロかつ中長期の視点からビジネス・経済や為替・株式市場の話題を取り上げます。投資家に限らずビジネスパーソンの方も数多くご登録いただき、16,000人を超える方が購読するニュースレターメディアとして、成長を続けています。

サポートメンバー(有料会員)向けでは、個別銘柄の値動きの解説も行い「売買の意思決定に直接関わる情報」を読者限定で配信しています。日曜日に配信する【猫組長|今週の相場見通し】では為替動向にも触れます。水曜日に配信する中沢氏が分析する日米株式情報も見逃せません。一部配信を有料読者に限定し、個別銘柄を解説しています。そして、有料版読者の皆様には特典として猫組長と直接交流できるオンラインライブイベントへご招待しています。

***

こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。毎週金曜日の猫組長TIMESは話題のニュースを取り上げ、経済・ビジネスのトレンドについて解説します。

日経平均は連日バブル最高値を更新する一幕をみせ、本日終値で1990年3月以来33年ぶりの高水準となる3万3772円76銭に上昇。終値でもバブル後高値を更新しました。(ロイター

「失われた30年」日本はバブル崩壊以降、長らく景気低迷に苦しんできました。そんな中で、日経平均の高値更新、海外事業に力を入れている企業の好決算は一筋の光になってるといえましょう。ある意味、日本経済・日本株式市場が盛り上がりを見せる中で、個人投資家は新NISA制度の開始が待っています。この機会をどのように捉えるのか、単に飛びつくのではなく、熟慮した上で投資に取り組んでいただきたいと思い筆をとります。

本日は、株式市場の過去のトレンド・株式市場の参加者・株式市場におけるセクターの比率を見ていきながら考えます。新NISAで投資をはじめる際の心得になれば幸いです。

<本日のトピック>
・日経平均はいつあがるのか
・日本株を押し上げるのは誰か
・どのセクターが市場を牽引するのか

[お知らせ] サポートメンバーの皆様は、猫組長・中沢氏(水曜配信担当)に直接質問することができます。特典のライブ配信(Zoomミーティング)だけではなく、ニュースレターのスレッド機能を活用して株式投資に関連する質問に随時行なっております。ぜひご活用ください。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3990文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

読者限定
解説|日米の相反する金利の行方ー統計が示す真実とは
読者限定
トヨタ1社の時価総額が吹き飛んだ-エヌビディア独禁法の影響について考察...
サポートメンバー限定
相場見通し-なぜエヌビディアショックは起こらなかったのか
読者限定
解説|AIバブルか真の革命か:エヌビディアが描く新テック地図
サポートメンバー限定
日米相場はエヌビディアに託された-関連銘柄についてまとめます。
サポートメンバー限定
今週の相場見通し-エヌビディア決算はここに注目!
読者限定
解説|進次郎新総裁?激動の総裁選と政治日程を読む
読者限定
今一度信用取引について考え、使用すべきかどうかについて考察していきます...