GAFA決算から見る日米株の見通し

米国では先週GAFA等の主要企業の決算が多く発表されました。米国の決算は日本企業にも大きく影響を与えます。米国株をお持ちの方は勿論のこと、お持ちで無い方にも分かりやすく決算内容を考察していきたいと思います。
猫組長 2021.11.03
読者限定

みなさんこんにちは、猫組長です。今日は文化の日、朝から晴れ渡った青空が気持ちの良い一日でした。公園では子連れでお弁当を広げる家族の姿がちらほらと見られ、平和な日常を感じることができました。衆院選も終わり、連立与党の自民党、公明党合わせて絶対安定多数の議席数を獲得しました。

***

第九回の配信では

GAFA決算から見る日米株の見通し

をお伝えしていきたいと思います。

先週の一週間はGAFAやマイクロソフト、アップル、半導体大手AMD等、今後の株式市場の行方を左右する主要企業の決算が多く発表され明暗が分かれました。        GAFAの決算発表において注目されていたのは、半導体不足やサプライチェーン問題、アップルによるトラッキング規制の影響度、そしてクラウド事業のの成長率等でしょう。 

米国の決算内容は日本の同業種の値動きに大きく影響していくため、日本株のみお持ちの方であってもご確認するべきものであると考えております。今回は前述の主要企業の決算を振り返り、今後のマーケットの展望を皆様にお伝えしていきたいと思います。

◆Facebook

↓Facebook 日足 一年チャート

SBI証券
SBI証券

GAFAの中で先陣を切ったのが25日のFacebookでした。               決算内容としてはEPSやFacebook、Instagramのアクティブユーザー数市場予想を上回ったこと、500億ドルを上限とする自社株買いの設定を好感し株価はポジティブに反応。決算後の6日間で6%程度上昇しました。

注目されたトラッキング規制の影響度に関しては、経営陣より業績の重しになっているとのコメントが出ておりましたが、先週の米スナップの大幅下落に連れ安していた分、市場の想定の範囲内で収まり、二次的なショックが起こることなく無事に決算イベントを通過した印象です。

経営陣より発表された内容の中で、重要なものとしてはメタバースの将来性についてでしょう。Facebookはこの度、メタプラットフォームズへ社名変更をし、オンライン上に構築された3DCGの仮想空間(メタバース)へ注力することを発表しました。以前より社名変更は噂されておりましたが、今後注力する分野を会社の看板に採用したことで、市場のメタバースへの注目度がより増した形となりました。

果たしてFacebookのメタバースである「Horizon Words」は今後メタプラットフォームズの株価にどれほど影響を与えるのでしょうか。

私個人的には、目先はまだメタバースにより株価が値動きすることはないと考えております。経営コメントにもあるようにここから数年間でVR・ARのインフラを構築し、2030年ごろに10億人を仮想空間に招待することを目標にしております。メタバースは長期に渡り、利益を産むことはなく、市場が本格的に注目し出すにはもう少し時間がかかると思われます。                                    しかし、メタバース自体は知らずのうちに我々の生活の一部となっているのも事実です。メタバースの具体的なサービスとしては ソーシャルVRが挙げられます。バーチャルリアリティ(VR)空間で、 物理的な位置・場所などの壁を越え、 各々が自分の好きなアバター(分身)を身にまとい、 交流できるものになっています。 昨年、日本で大ヒットしたどうぶつの森なども言わばメタバースの一種なのです。

Horizon Words」がビジネスとしては、成立するには時間がかかると思いますが、将来性はかなり強く、ゆくゆくは株価を大きく押し上げる要因になると考えています。今後も動向を注視すべき業種と言えるでしょう。

以下、GAFA各社の決算内容の総括や、これから決算発表を行う会社の中で注目している企業について考察した内容となっております。

ぜひ猫組長TIMESをご登録の上、お読みいただければ幸いです。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4556文字あります。
  • ◆Google
  • ◆Amazon
  • ◆Apple
  • ◆GAFA決算を総括すると・・・

すでに登録された方はこちらからログイン

企業統治は社長のガバナンス強化から?ー不祥事から株価20倍に
読者限定
米国10年利回りが4%到達-9月FOMCから見る株式相場の終着点
読者限定
今週の相場見通し Everything is no good
有料限定
世界に散らばる「リスク」ー核戦争・バブル崩壊は最悪シナリオか
読者限定
2030年に市場規模が40倍に?次世代半導体MRAMを探る
有料限定
今週の相場見通し フェデックスショックと9月FOMC
有料限定
英国は「栄光ある孤立」か、インド太平洋に触手をのばす二枚舌
読者限定
ZOOMミーティングのお知らせ
有料限定