メタバースの世界ー資金が集まる新テーマ

仮想空間で暮らす日はくるのだろうか。メタバースという言葉が流行語になっている。オンラインゲームの普及で広がる素地ができていたように思われる。今後、企業はどうテーマを取り込むことになるのだろうか。
NEKO TIMES 2021.12.10
読者限定

みなさんこんばんは、猫組長です。

12月も中盤に入りましたが、あと20日ほどで今年も終わるという実感が湧きません。それでも、街は華やいでいてクリスマスシーズンの訪れを感じることができます。今日の記事は岩倉氏による「メタバース」についてです。NFTやメタバースなど、新しい投資分野の登場は非常に興味深いものですね。

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こんにちは、NEKO PARTNERS岩倉です。毎週金曜のニュースレターではビジネスや経済のトレンドについて解説していきます。

映画「マトリックス」の続編が12月17日に公開されます。1999年公開の映画では主人公が仮想現実と現実世界のどちらで生きるのかを迫られていました。初公開から20年ほど経ったいま、私たちはどのようにこの世界を感じるのでしょうか。リアルの世界における活動がまだまだ厳しい状況の中、仮想世界、メタバースの話題を目にしない日はありません。今週は「メタバース」を解説していきます。

<本日のトピック(★は読者限定)>
・メタバースとは?
・ゲームが人びとをつなげた(★)
・メタバースのビジネス利用シーンとは?(★)

記事の最後には猫組長による編集後記があります。今回も最後までお読みください!

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メタバースとは?

メタバースはもともとはSF小説「スノウ・クラッシュ」に登場する架空の仮想空間サービスの名称だったが、その後、テクノロジーの進化によって実際にさまざまな仮想空間サービスが登場すると、それらの総称や仮想空間自体の名称として主に英語圏で用いられるようになった。

メタバース (Metaverse) :コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。「何にでもなれるが、何もない(meta)」と「巨大な空間(universe)」を組み合わせた造語。

メタバースはあくまでも現実世界とは異なる3次元の仮想空間および関連するサービスを指す。この仮想空間では「アバター」を自分自身の分身として操作し空間内を自由に移動したり、他の利用者と交流したり出来る。

では、同じくよく耳にする仮想現実(VR:Virtual Realit)・拡張現実(AR:Augmented Reality)とはどう違うのだろうか。メタバースは空間それ自体を指しているのに対して、ARやVRは仮想空間へのつながる技術といえる。これらの話をするときには、必ずハードウェア(装置)がかかわってくることに注意したい。

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続きは、2585文字あります。
  • ゲームが人びとをつなげた
  • メタバースのビジネス利用シーンとは?

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