明後日に迫った総裁選|関連銘柄を探る
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9月13日、岩倉氏の配信では「自民総裁選、党内力学を読む」と題し、自民党総裁選の近況について解説しました。そこから約2週間が経過し、情勢の大きく変化してきております。そこで本日は、2日後に迫った自民党総裁選を中心に株価に与える影響について考察していきます。
自民党総裁選の情勢
27日に投開票が迫った自民党総裁選挙は、1回目の投票ではいずれの候補者も過半数を獲得できず決選投票にもつれ込むことが確実な情勢です。ほかの候補者を支持する議員に決選投票に残れなかった場合の投票を依頼するなど、陣営間の票の奪い合いが激しさを増しています。
当初は、石破氏と小泉氏の優勢が囁かれてきました。現在、永田町には菅義偉元首相と麻生氏の2人がキングメーカーと呼ばれていますが、両氏ともに菅氏側であったことから、麻生氏が高市氏支持に回ったとの報道がなされて以降、今度は高市氏の優勢が報じられるようになりました。明後日の投開票を控えるまで結果の見えない総裁選ですが、高市氏・石破氏・小泉氏の3者で決定されのは確実視されております。そこでここからはその中でも選出確率が高いとされる高市氏・石破氏が掲げる政策を軸に、全体相場・恩恵を受ける銘柄についてまとめていきたいと思います。