対岸の火事?中国の挑発と日本の平和ボケ

米国下院議長ペロシ氏が台湾を訪問し、蔡英文総統と対談を行いました。中国はこれを牽制し、台湾を取り囲むように異例の大規模軍事演習もとり行いました。中国と台湾の因縁、米国が台湾に近づく理由を深掘りしていきます。
猫組長 2022.08.05
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こんにちは、NEKO ADVISORIES 岩倉です。先週までは米国の決算や利上げと住宅市場を扱い経済のトピックでした。今週は政治・外交です。やはり「台湾と中国」の話題を取り上げなければなりません。3日、米国下院議長ペロシ氏は台湾を訪問し、蔡英文総統と対談を行いました。(ロイター)なお、ペロシ氏の訪問は過去25年間で最も高位の米政治家となります。

一方で、いずれ台湾は支配下に入るべきと考える中国にとって、ペロシ氏の訪台は”好敵手”アメリカとの接近を意味します。黙ってはいられません。この台訪にあわせて台湾を取り囲むように異例の大規模な軍事演習を行いました。(ブルームバーグ

<本日のトピック>

・台湾と中国の因縁

・米国が台湾に近づく理由

・他人事ではない米中台事情

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